集塵装置株式会社


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第21回 『ベアリングの寿命と取扱い』

集塵装置、特に排風機に使われるベアリングは、粉塵やガスにまみれやすく、設置環境はあまり良くないのが普通です。それだけに管理を十分にしませんと思いがけない事故を起こすことになります。

一般に粉塵のうち30〜40%は砂粒です。これは焼入鋼よりも硬く、ベアリングの中に入ると磨耗を起し、寿命を急速に縮めることになります。ホコリだらけのグリスカップを掃いもせず開いて、きたない手でグリスをつめかえているのを見かけることがありますが、これではベアリングをコワしているといった方が適切な表現かもしれません。

ベアリングの交換作業で最も大切なことは清浄にすることです。人間の手汗が問題になり指紋の形に錆が出ることがあります。手を良く洗って、良質の鉱油をぬってから作業すべきです。

ハメアイの時は、どんな場合でも外輪をたたいて内輪をはめるようなことをしてはなりません。ハンマでたたき入れる時は木などをあてがって鉛ハンマを用いると良いでしょう。非常に汚損した軸受を洗浄する場合は、温アルカリ、硫黄分の少ないベンジン等を用います。仕上げには清浄な洗浄油を使って下さい。圧縮空気でごみを除く場合は、この空気の中にもゴミや水分が含まれていますから、仕上げには不適当です。

集塵装置にはその設置環境を考慮して密閉型のベアリングを使うのが常識になっていますが、それでも、上にのべたような取扱の注意はぜひ守って下さい。ベアリングの取扱が悪かったために排風機が数カ月で破損した例もあります。

 



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