納入事例

バイオマス発電用木チップ荷役作業用集塵装置

お問合せ内容

こちらのお客様は製造業ではなく、バイオマス発電用燃料（木チップ）の荷受（船からの荷降ろし）を行っている会社です。
船積みされている木チップを陸揚げする際に発生する木粉を周囲に飛散させたくない。そのためにどのようなシステムが出来ますか？というご相談を受けました。

トラブルの概要・背景

船からクレーンバケットで木チップをつかみ取り、ホッパに投入する工程で多量の粉じんが発生し周囲の環境を悪化させてしまうので、
これを抑える為にホッパ内に吸込みフードを設け、発生する粉じんを即座に吸引処理することにしました。
作業場は岸壁で、且つ数ヶ月に一度の使用サイクルの為、集塵装置を固定設置することは望まれず、可動式の条件になりました。
よって、集塵装置を出来るだけコンパクトにして、移動台車上に配置しました。吸引ホッパとの接続はワンタッチ式のフレキシブルダクトを用い
岸壁のどの位置にでもセッティングできるようにしました。また、電源も無いので大型の発電機も用意しました。

導入効果

想像よりはるかに多い木粉ダストが吸引排出され、半日でドラム缶５本相当が満タンになり交換しています。埠頭荷降ろし場周辺のダスト飛散がほとんど無くなり効果は非常に高いと評価を頂きました。
岸壁作業に係わらず、荷降ろし作業時の発塵でお困りの方は、是非「集塵装置株式会社」のホームページよりご相談ください。