納入事例

集塵機　バグフィルタ

お問合せ内容

こちらのお客様は伸銅工場にて、銅及び黄銅の棒・鍛造品、伸銅品を製造しております。バグフィルタ本体内部腐食によりフィルタ交換ができないため、集塵機入替の要望がございました。

トラブルの概要・背景

原材料の加工工程においてロータリーキルンより発生するばい塵を集塵しておりましたが、バグフィルタ本体内部腐食によりフィルタ交換ができず排出基準を満たすことができない恐れがありました。そのため、約20年程前に弊社で納入した集塵機本体の更新と入口・出口のダクト更新をご提案いたしました。

導入効果

今回は集塵機本体のみ入替のため、ろ過面積は前回と同じといたしました。前回納入した際の本体材質は板厚4.5tのSS材を使用しておりましたが、ばい塵中の成分にSＯxが含まれており、本体及びダクトの腐食の原因となっていたため、今回は材質を見直し本体及びダクトはSSからS-TEN1(耐硫酸鋼)に変更いたしました。また、塗料には厚塗りができる、耐熱・耐酸塗料を使用し、腐食劣化に対する対策を強化。さらにダクト内部にも塗装を施しました。
本体更新後は、排出基準も問題なくクリアされ20年前に納入したときと同じ様にご使用いただけるようになりました。
このようなことでお困りの方は、是非「集塵装置株式会社」のホームページよりご相談ください。