乾燥機用バグフィルタ集塵機による目詰まり防止
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お問合せ内容
ワーク自体が非常に軽く、ワークの性質上静電気を発生させやすい羽毛を扱う工場に、最適な集塵機を提案して欲しい。
トラブルの概要・背景
羽毛はトラブルを起こしやすいワークの代表格では、軽さ・静電気のさせやすさに加え、目詰まりもおこしやすい厄介なワークである。
加えて、可燃性であるため、静電気を発生させると、発火・火災も誘発させる可能性がある。
集塵機が一般的な仕様のものであっても、目詰まりをおこさないよう、細かい頻度で掃除をすることで問題を予防することは可能である。
ただし、ポイントをおさえた特注仕様を施す(入り口のサイズを狭くする、山型のフィルターを採用する、など。)ことで、この手間は大幅に削減させられることもお伝えさせていただいた。
導入効果
特注仕様を施した集塵機を採用することで、手入れの手間も大してかからず、大きなトラブルも発生していない。
現在では、こうした構造的な仕様変更に加えて、散水機能を搭載させることで問題を予防することができる。
※ こうしたワークは適度な水分を持たせることで自然に落ちてくるため。ただし、散水量を的確にコントロールできないと周囲がびしょぬれになってしまうリスクもあった。
けれども、社内のノウハウが蓄積されてきたことで、散水する水量のコントロールを精密に行えるようになった。
集塵機の風速が早い場合など、水を散布するしか対応する術がない場合、このような提案を行うと非常にお喜びいただける。
※ 風速が早い場合、水を散布し、湿度をコントロールすることで対策する。
ただし、びしょびしょにならないようにコントロールするのは難しい。(ホッパーのすぐ上、フィルターの下の辺りで散水することが多い。)